そろばん塾や公文式は効果がある

頭のなかで珠のイメージが勝手に働いて答えを出してくれるのだ。これは、中学受験、大学受験、そして社会人としての活動においても、とても役に立っている。なんと言っても、そろばん塾に通って一番よかったのは、「計算がまったく苦にならなくなった」ということだ。そろばん塾に通っていたが、左利きということもあってか、そろばんがうまくならなかった。そこで、公文式をやり始めた。実は、当時、私の弟は普通学級ではとてもついていけないというほど落ちこぼれていた。ところが公文式をやるようになったら、それまで自分の学年の勉強にすらついていけなかったのが、公文式の算数だけは自分の学年に追いつけるようになり、さらには自分の学年より上の学年のものもできるようになっていった。このことで弟はものすごく自信をつけ、その後、勉強の成績も上がっていった。世の中には「計算が苦手」「計算するのがつらい」という子供たちが少なくないが、これではいくら論理的な思考力がある子でも数学ができるようにならないし、理数系科目で高い点数を上げることは困難だ。理数系科目の基礎は、あくまでも単純な計算力だ。計算が速ければ速いに越しかことはないが、少なくとも「計算がおっくう」という状態からは抜け出させてあげるべきだ。そのためにも、そろばん塾や公文式は効果がある。

弱点補強や志望校の過去問を学習したい

「冬期講習に通わせたいが、うちの子が通っている塾は全員が同じテキストで勉強する。時間がなくなってきた今、弱点補強、志望校の過去問に時間を使いたい。申し込むかどうか迷っている」この時期、そんな質問が寄せられます。確かに、今後の勉強をどうするか、悩まれることと思います。これまでの成績推移、現在の学力状況、受験予定校との距離などを検討し、この時期に直前までの勉強法を再検討することはとても大切なことです。入試が早いところではもうふた月もありません。1時間といえどもおろそかにできない心境でしょう。ですからお父さんなりお母さんが家で勉強を見ることができるなら、冬期講習に通わなくてもいいでしょう。その場合は個別指導塾に通うことをお勧めします。個別指導ではその子どもにあった指導をしてくれるので、弱点補強や志望校の過去問を中心に学習したい人に適しています。

予備校が願っていること

長年さんざん苦労して、なかなか達成できなかったことが、エステサロンで横になっているだけで実現するのでしょうか?そこには莫大な投資があったはずだし、食事制限をしたり運動をするなど、サロンに通う以外の苦労もあったはずです。成功者の影には、やせることが叶わず、莫大な投資が無駄になった……と悔しがっている人もいるはずです。話はダイエットのことではなく、予備校のことでした。予備校ほどあなたのお子さんの合格を願う第三者はいません。それは確かなことです。しかし、予備校が願っているのは、「お子さんの合格」だけ。極端に言うなら、「合格するためなら何をしてもいい」とさえ考えかねないのが予備校なのです。ちょっと言い過ぎたかもしれません。言い方を変えましょう。「合格するためなら、たとえ子どもに害があってもあらゆるやり方をする」のが予備校なのです。予備校が子どもを合格させるために授ける術、それはなんと言っても「詰め込み学習」です。それも、ただの詰め込み学習ではありません。「猛烈かつ過酷な詰め込み学習」なのです。